2017-04-12 第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
この粉飾額は五十億円であります。今回の東芝の不適切な会計は二千億円を超えております。これを粉飾と言わずして何と言うのか、私は全くもってわからない。プレッシャーによって数字が間違ったというわけでありますけれども、それは理屈は何とでも立てられるわけで、投資家から見れば粉飾であります。
この粉飾額は五十億円であります。今回の東芝の不適切な会計は二千億円を超えております。これを粉飾と言わずして何と言うのか、私は全くもってわからない。プレッシャーによって数字が間違ったというわけでありますけれども、それは理屈は何とでも立てられるわけで、投資家から見れば粉飾であります。
粉飾額が約五十三億円だったライブドアの堀江貴文さん、この方は風説の流布と有価証券報告書の虚偽記載の併合罪ということで、懲役二年六カ月の実刑判決。粉飾が二千百五十億円に及んだカネボウでは、これも社長と役員が有価証券報告書虚偽記載で有罪判決。粉飾額が千百七十八億円のオリンパスでは、赤字を黒字に転換したというわけではなかったわけですけれども、しかし、元社長に執行猶予つきの有罪判決が下っております。
この粉飾額を差し引いたとしても黒字だったからいいじゃないか、そういうお考えもあるかもしれませんけれども、投資家に対して正確な情報を提供して、正確な情報に基づいて投資判断を行っていくということを前提にした日本のマーケットの信頼を著しく失墜させるものであり、これは決して看過できない、そういう悪質な事件だと私は考えています。
〇五年三月期は粉飾額が百四十七億円と、〇六年三月期は百六十七億円と、それ以外にまだNPIHに実は数十億残っているというふうに見ていまして、総計すると四百四十億強だというふうに理解をしておりましたけれども、これ以外には、あらた監査法人がやった追加報告書、いわゆる東京証券取引所が非常に参考にされた資料でございますけれども、それ以外にはこの問題はないと、こういう理解で金融担当大臣としては責任持って発言できるんでしょうか
言うまでもなく不二サッシの粉飾問題、これはその長さからいっても、あるいは粉飾額が四百二十九億という膨大な額からいいましても、残念ながら日本の監査制度の歴史の中で今日までのところ、最大汚点を残したことになるわけであります。
「五月二十九日、東京証券取引所で株式売買取引を停止された住宅用アルミサッシの大手メーカー、不二サッシ工業と、その販売部門の不二サッシ販売は、同日、前三月期決算を急きょ発表したが、粉飾額はこれまでわかっただけでも、両社合わせて四百三十億円にも上った。これは山陽特殊製鋼の七十二億円を大きく上回って史上最高。東証は、きょう三十日から両社株式を監理ポストに割り当てるとともに、信用取引の停止を決めた。」
これは、資本金十二億の会社が粉飾額が十億前後あったというかなりの粉飾額もございましたわけですけれども、届出書の段階におきまして粉飾の事実が明らかにされました。そういたしますと、増資の発表による権利落ち前の株価は二千四、五百円しておったわけでございます。と申しますのは、五百円の額面額でございますのでかなり高いのですが、二千四、五百しておりましたが、権利落ちでこれが千五百円ぐらいになりました。
ただ、粉飾決算と申しましても、その定義のしかたによりましてはいろいろ程度の差があるわけでございまして、たとえば非常に厳密なことを申しますれば、ある資産の評価等について一万円の評価違いがあったということでありましても、これは真実でないということになりますけれども、そこはやはり会社の資本金あるいは資産の程度ないしはその粉飾額の絶対額というようなところを勘案いたしましてその「重要な」ということを判断すべきであろう
○猪俣委員 いまあなたがあげた数字でありますが、私の調査によれば、累積粉飾額、水増しの財産が第八十八期から九十三期までの間に実に六十四億一千万円ある、こういう事実はどうですか。
まず、第一の八十一期でございますが、これによりますと、粉飾額が九千八百万円となっております。そこで、お聞きしたいのは、この九千八百万円の粉飾はいかなる勘定項目で行なわれたものか、明らかにしてほしいと思います。
○亀田得治君 この粉飾額の一億三千三百万と——表のマルBですね、書いてある点、ただいまの説明で買掛金等と言われたわけですが、この粉飾は数項目にわたっているのだと思いますが、その内訳がおわかりでしたら明らかにしてほしいと思います。